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御辞儀

☆「長嶋一茂」さんが極真会館の関東大会に出場したテレビの動画を観た。

彼とは、年齢も時代も空手歴も違うので接点は全くないが、頑張っているんだなと嬉しくなった。

松井先輩の極真会館は、しっかりお辞儀が出来ないと「注意1」になるのを初めて知った。

本当は試合で「注意されるから」「減点されるから」正しいお辞儀をする訳ではないのだが、お辞儀をする切っ掛け、対策の1つにはなるので良い事ではあると思う。

しかし、気になる事があった。

テレビの中で2人の方(多分KさんとTくん)が、お辞儀の解説をしていたが、2人とも「頭を下げる」事を強調していたが正解には違う。

お辞儀は「頭を下げる」のではなく、「腰を折る」のだ。「腰を折る」から、自然に頭が「下がる」のであって「下げる」のではない(KさんもTくんもわかっているはずなので、わかりやすいように説明しようとしたのだろう)。

そのため、テレビ画像を観ればわかるように「相手の様子、周りを観れていない」。
腰を折っても、首は曲げ過ぎないお辞儀をしないと頭が下がって相手や周りの様子を見れなくなるのだ。

頭を「下げる」のではなく、腰を折るから頭が「下がる」御辞儀の礼をする必要がある。

「頭を下げる」御辞儀をしてしまうと相手を見失うから「首ペコリ」や「踏ん反り返っての十字切り」で充分であり、それが挨拶だと勘違いする道場や組織が増えて行くのだ。

松井先輩の極真組織がいつから「お辞儀」対策を始めたのか知らないが、「首ペコリ」「踏ん反り返っての十字切り」を撲滅する対策をしている事に感心した(本当は当たり前の事だけど)。

思わぬところで、しっかりやろうとしている極真組織があるのがわかったため、少し気分が良かった。

こういった事にも力を注ぐ組織ばかりになって欲しいと思った出来事だった。

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