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人生の後押し

☆「人生の後押し」

先日の「第2回原宿YOROKO-美LAB」に出展させて頂いた際、手伝いとして次女と三女を連れて行った。

次女は販売は合わないと言ってショップの手伝いを嫌がり続けているが、片付けには使えるので今回、一カ月前に誘った。
いつもは思い切り断るのに「タダ働きじゃないよね?バイト代くれるよね?」と確認した上で来ることになった。
「来るんだ、珍しいな」と思いながら当日を迎えた。

案の定、設営などダラダラして殆ど手伝わない。
そのうち「ここ、占いとかやってんだ^_^。観て貰いたいんだけど!」と言う。
「自腹でやれば?」と私。
「サイフ、持って来ていない。」と次女。

「お前、なめてんのか?立て替えるけど、バイト代から引くからな!」で、話がまとまり、鑑定して貰うことに。

次女「パパ、誰が良いの?」

私「ここはしっかりした占い師が多いけど、オススメは5〜6人、ただ破天荒なお前にはスッダさんがいいかもな。」

と、直感でスッダさんを薦めた。

設営をまともにやらない次女は知らぬ間に直ぐ予約を入れて「12時半からだって!楽しみ!」と涼しい顔。

お昼休みにスッダさん本人がウチの石を観に来てくれたので「こんにちは、お世話になります。ウチの娘が12時半からお願いしています。宜しくお願い致します。」と挨拶して、石を観ながら10分ほど雑談。

時間が来て、次女は25分の鑑定を受け、戻って来ると興奮して、鑑定内容をペラペラと喋り出す。
「わかった、後で聞くから」と、うるさい次女をなだめるのにひと苦労。

簡単に言うと、初めて会ったのに次女の性格や母親の性格などを見抜いて、お見通しであり、更に母親も父親も普通ではないから、次女も普通ではなく、自信を持ってこれから頑張れば成功者になれる……とか色々励まされ、超ご機嫌で帰って来たのだ。

見ず知らずの人から、その人が知らないはずのことをズバズバと言われたら「凄い」と思うに違いない。

イギリスの「サイキック ・ミディアム」と同じだ。イギリスの「サイキック ・ミディアム」はクライアントの質問は受け付けない。
ミディアムがクライアントに投げかける事に、クライアントはYESかNOで答えるだけ。

例えば、「あなたのお母さんは、花柄の帽子が好きで、いつも大切にしていました」、「あなたのお父さんの口癖は『頑張れ』で、いつも皆んなを励ましていました」と、サイキック ・リーディングでわかった事をクライアントに話して、クライアントはYESかNOで答えるのです。

クライアントは、身内しか知らない事、クライアント本人しか知らない事を次々と話し出すミディアムを信用するしか無くなり、「あの世」は本当にあるんだ、死んだら無になる訳ではなく、父も母もそのままなんだと気付き、安心して、自分が向こうに渡るその時まで充実した人生を歩んで行こうと力強く決意する事になる。

ミディアムには相談事が出来ず、YESかNOで答えるだけなので、自分自身で判断せずミディアムに対して依存するという事が成り立たないため、一番健全な方法だと言える。
相談事が可能であると、何でもかんでも相談してしまい、自分自身で決断出来ない依存体質になり、誰の人生なのかわからなくなるから。

次女はスッダさんのアドバイスで、これと同じような充実感を得て、勇気を貰ったようである。

人生の進路で一番悩む高校3年生。親の言うことなど聞き耳持たない世代。
悩み多き中、吹っ切れたようで、スッダさんには本当に感謝している。

私が空手道場とクリスタルショップを経営しているのは、「サイキック ・ミディアム」やスッダさんのように、人生の後押しをサポート出来るからである。
元々は空手だけであったが、空手で人生を後押しするのには時間がかかる。
本人が空手を頑張って成長するのに何年も関わる必要がある。これはこれで大切で重要。

しかし、パワーストーンを買いに来る、ヒーリングセッションを受けに来る方々は既に人生に揉まれて、切っ掛け次第で大きく成長出来る一歩手前でウチのショップやセッションに来る方々が多い。
そのため、空手のように何年も付き添う必要もなく、切っ掛けのパワーストーンを手に入れ、自分自身を内観しながら人生を歩んで、充実させることが可能なので、言い方は変だが手っ取り早く後押しが出来る事になり、その分、数をこなせるため、空手よりたくさんの方々の「人生の後押し」を効率良く果たせる。

空手のようにジックリ内観するのも、パワーストーンやヒーリングセッションで、これまでの人生の歩みで切っ掛け待ちの方々が一気に変換して、内観を促すのも、人それぞれで全てが重要。

今回のスッダさんのセッションによる次女の変容を観て、私もたくさんの方々の「人生の後押し」が出来るように、これまで以上に努力精進しようと密かに決意をした。

次女が、行きたがらない「ショップの手伝い」を何故か引き受けたのは、このスッダさんのアドバイスを聞く流れを本能的に次女が察知していたからだろうと思う。

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