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「天・仁・地」

☆コロナ騒動が始まったばかりの2年7ヶ月前に投稿したもの。弟子達はわかってくれただろうか^_^。↓

☆今日は午前中、道場で久しぶりの朝稽古でした。

参加者は4名の合同稽古で半自主稽古的なもの。

全員、来月後半にある昇級審査の受審予定者。

道場玄関で手を消毒、換気をガッチリして、マスクで稽古。

私を入れて5名ですが、上手くジグザグに並び、周囲1.8m以上離れての位置で、基本稽古から私の号令で開始。

準備運動、基本稽古、移動基本、型を丁寧にやって終了。組手やミット打ちなどの対面稽古はやりません。

体育館が使えず、久しぶりに総本部道場へ来たサークル稽古生の中学生が審査を受けるか受けないか迷っているという。
コロナ騒動で稽古参加回数も減り、体育館での稽古が当分無くなり、総本部道場は遠いから隔週でなければ来れない。こんな時期だから準備が整わない状態での受審が良いのか悪いのか、意味がないように感じて迷っているらしい。

私は「こんな時期だからこその審査なんだ。 審査は緊急事態期間を過ぎたずっと後になるが、受審の準備稽古期間は、緊急事態自粛期間の真っ只中。
だからこそ、俺が何か意味があって審査をやると思わないか?
稽古回数が減ったなら、学校はずっと休みなんだから河原や公園で基本や型をやる。
自宅で体力作りをやるなど、気持ちと工夫次第でいくらでも稽古が出来る。
そして次回の審査ではいつも以上に「技」ではない部分を観る。
それは、どういう心構えで日常生活を送り、どういう努力工夫で稽古をして来たのかだ。
周りの暗い情報に負けて引きこもり状態で生きて来たのか、暗い情報に左右されず、自粛の中でも前向きな行動と努力をして来たのか、次の審査ではそれぞれの「生き様」を観る。その「生き方」が宿った「技」を観るんだ。
緊急事態宣言が出ている時にしか出来ない体験だ。
こういう時だから受審を悩むのではなく、こういう時だからこそ、前向きに努力するんだ。
俺との付き合いが長いんだから、俺がやる事にはこれまでも全て何か大きな意味があったんだから、それに気付け。
いつもより体力が無いとか、技が多少違っているとか、そんな枝葉を観たいんじゃない。
この揺れ動き乱れた世の中に於いて、どういう覚悟で努力をして来たのか、その生き様、生き方が宿った技を観たいんだ。
審査を受けたくないなら話は別。
しかし、審査を受けたいのであれば目標を持ってしっかり頑張ること、わかったな。」と皆んなに稽古後話した。

私の気持ちがどれだけ伝わったかはわからないが、前向きな日常生活に少しでもプラスになってくれるならありがたい。

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