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海外出張
2017年02月19日
☆インドネシア出張から昨日戻り、仕入れた石の整理で稽古には参加せず、今朝の稽古に参加したのですが、今日用事がある人間が多かったので(そのメンバーは昨日参加)、今日は2人だけと寂しい限り^_^。
まあ、それに関係なく稽古です^_^。若い時に世界のあちこちから「空手セミナー、合宿、演武」で招聘され活動して来て、ハードスケジュールも何の問題も無かった「昔」^_^。
アメリカ&インドネシアの海外出張(仮に旅行でも)の連続はやはりキツくなって来た感が忍び寄って来ました^_^。
稽古をすればスッキリはするものの、若い時のように3連続、4連続の海外出張は楽しく感じない年齢になって来たようです^_^。
私は今年54歳。
私が初めて「大山倍達」総裁とお会いした(弟子入りした)時は大山総裁が58〜59歳だったと思います。
大山総裁の付き人として、初めて海外に出たのは第一回スリランカ大会の時でしたが、極真空手創始者、世界の「大山倍達」を自国へ御招きしたい海外支部長ばかり。
大山総裁をあの手この手で誘い^_^(私は付き人で側にいましたので全てを知っています^_^)、結局、シンガポール、マレーシア、インドネシアに寄ってから日本へ帰国することになりました。
世界の「大山倍達」を自国に御招きするということは最大の宣伝になるため、各国支部長は必死^_^でした。
その為、大山総裁の航空チケット(当然ファーストクラス^_^)と私の航空チケット(当然エコノミークラス^_^)を各国の支部長が負担して変更。
19歳で初海外だった私はスリランカだけではなく、シンガポール、マレーシア、インドネシアにも行けることになったため、付き人としての大変さはあるものの、気持ちは「ヨッシャー^_^!!!」でした^_^。
実は大山総裁、この海外出張の延期を望んでいませんでした。嫌がっていたのですが、各国支部長が余りにも熱心に誘うので、断りきれなくなり、渋々の承諾でした。
やはり、海外出張の連続、延期は疲れるのです。
若い19歳の当時の私にはその理由が全くわかりません^_^。
「ファーストクラスで海外なのに、何で嫌がっているんだろう?」と不思議でした。
インドネシア(ジャカルタ)に滞在した時などは、支部長が休養の為にバリ島旅行を提案してくれたのですが、大山総裁は迷うことなく断っていましたので、当時の私は「観光で有名なバリ島に行けるのに何で断ってるんだ?」と訳がわかりません^_^。(この反動なのか、私は現在までに旅行、出張合わせて15回以上はバリ島を訪れています^_^)
大山総裁はヨーロッパ大会に招聘されていた時も、出発当日にドタキャンしたこともあります。
私は少ししてやっと大山総裁の気持ちが理解出来るようになりましたが、年齢的に近くなった今は実感としてわかります^_^。
海外出張は行けるウチは楽しんで行きたいですが、やっぱり「旅行」が一番良いですね^_^。
写真は、「大山倍達」総裁伝説の演武。
ビール瓶の腹を裏拳でエグるウルトラ・スーパー演武^_^。
やはり我が師は偉大^_^。