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長女

☆長女(写真)

父親と娘たちの関係は非常に難しく、ある年齢になると考え方を始め、全てに於いてスレ違いが生じる。
娘たち3人とも空手をやっていたので、稽古の時は一緒にいられるのと、稽古や空手行事以外は自宅にいる機会が多いため、会って話す時間も、朝から夜遅くまで激務をこなすサラリーマンの皆さんよりは多かったと思う。
そのため、一般的いわれるような、娘との関係よりは話をしてくれたりするし、父親を汚いモノ扱いする事はないが、文句を言われたり、相手にされない機会は多い^_^。

以前妻から話を聞いたが、長女は私からの愛情が薄いと感じているらしい。おそらく次女も同じだろう。
確かに道場を開設して軌道に乗るまでの10年間は娘たちのことより、仕事中心で学校の行事に顔を殆ど出さず、家にいても事務仕事ばかりやっていたように思う。
完全な母子家庭に近かったに違いない。

仕事を優先にしたツケである。

今も仕事第一で生活を守らなくてはいけないという責任感に追われている父親はかなり多いと思う。

でも、都合をつけようと思えば何とかなったはずの時間が必ずあるはず。
時間があれば少しでも休みたい気持ちはよくわかります。
そこを30分でも60分でも一緒に過ごす時間を増やせば良かったと私は反省している。

この世に生まれ出て一番最初に関わり、一番身近で、一番基本となる「人間関係を学ぶドリル」である「家族」。

たくさんのお父さんたちには、出来るだけ家族と過ごす時間を増やしてあげて欲しいとお願いしたい。

充分な接する時間があっても、中々至難の極みであろう父親と娘の関係。
結婚して、娘たちの家族が出来るまでには、更により良い関係の父親と娘でありたいと思う。