ブログblog
お母さん食堂
2020年12月31日
☆「お母さん食堂」
私もミネラルショー出展の際、時間が無いため昼食にファミマの「お母さん食堂」の商品を買って簡単に食べることがある。
料理はお母さんが作るものであるという固定観念が生まれ、料理は女が作るもので、男がやるものでは無いという差別的なものになりかねないということから、名称変更の署名運動が起きているらしい。
今や料理は男も女もやれる方がやればいい時代になって来ているはずだが、社会的にはまだまだ男女差別が渦巻いているから、騒ぎになるのだろうう。
人間としては平等だが、男と女は心身の違いがあるのは事実で、それは差別ではなく「区別」の範疇であり、男が出来ること出来ないこと、女が出来ること出来ないことがそれぞれあるわけで、それをお互いに助け合い、サポートすれば良いし、どちらが上とか下とかいう問題ではない。
料理も家庭内では互いにサポートしながら、男女どちらもやればいいだけの話。
そもそも「料理」は重要な「家庭の要」であるのに、料理をしたら損をするのだろうか?
そうは思っていないと思うが、大変な家事を女性に全て任せてしまう男側に原因がある。
話を「お母さん食堂」に戻すが、私は「お母さん」の作る料理は愛情が入っていて、大変美味しいというイメージをたくさんの人が持っているから、売り上げの向上のために商標化したのであって、「お母さんはやはり素晴らしい」というプラスイメージにしか解釈出来なかった。
むしろ、お母さんに対する「敬意」「感謝」であると捉えていたため、このことに関しては驚いた(しかし、これは男側の感覚であり、女性側からすれば違うのだろう)。
それを差別的に考えてしまうような社会環境(男女差別を感じるような)に問題があるとは思うが、男女は基本的に心身の違いがある訳で、いちいち全て差別、差別と言い出したら、「男」「女」という呼び方もやめて、「人」とかの総称で区別することもやめる必要性が出て来る。
男女平等に極めて厳しく、敏感過ぎるスウェーデンでは「男らしさ」「女らしさ」という言葉すら存在しない。
男女は平等だし、上も下も無く同じ人間であるのは不変の事実。
名称が気に入らない人たちがたくさんいるなら、ファミマも商品名を変えるのだろうが、物事をいちいちマイナスに捉えて「騒ぎ」にしてしまう発想が私は残念だし、その発想を生み出している社会環境の男女平等に於けるマイナス点の改善を早くしなくてはいけないと思う。
確かに問題提起する人の気持ちはわかるが、「お母さん」の料理は愛情があって美味しいという感謝から来る褒め言葉にしか思えない私には驚きの一件だった。
#お母さん食堂 #男女平等 #社会環境 #感謝 #尊敬